飲食店開業前に住民税・家賃・水道光熱費は遅滞なく払おう！！

公開日：2016/06/17
最終更新日：2022/06/27

業界初！！飲食店の開業支援専門にサービスをしている飲食店開業資金創業融資支援センター・飲食店開業支援専門家の大野晃です。

いつも飲食店開業支援コラムを見ていただき感謝します！！

さて今回のテーマは

住民税・家賃・水道光熱費は遅滞なく払おう！！

です。

飲食店の開業資金を日本政策金融公庫で調達しようとお考えの方は必見のテーマとなります。

飲食店を初出店しようと言う方は、経営実績がありません。

そうなると本当に借入返済をしっかりできるのか？！

と日本政策金融公庫は思います。

なので、勤務時代に諸支払が遅滞なく返済できていたか？

ここがしっかりできていない場合には、日本政策金融公庫の心象はかなり悪くなります。

また、日本政策金融公庫が発行しているパンフレットにも

「公庫では、ご返済をきちんとしてもらえるかどうかの判断材料の一つとして、日頃の諸支払振り（公共料金・家賃・住宅ローン等の支払い状況）を確認させていただいています。支払いが遅れていると信用力は低下してしまいます。

創業を思い立った日から、経営者としての自覚を持ち、お金に対してシビアになる必要があります。

公共料金等のお支払いは通帳からの引き落としにして、記帳した通帳を大切に保管しておいてください。目に見える形で信用力を示すことができます。

信用力を低下されないためにどうすればよいのか？

についてお話しさせていただきます。

Contents

住民税は普通徴収と言ってご自身でコンビニ、インターネットバンキングでお支払している場合又は特別徴収と言ってお勤めの飲食店が給料支払い時に源泉徴収と一緒に天引きしている場合の2パターンがあります。

特別徴収の場合には支払い忘れと言う事はないのでよいのですが、普通徴収の場合にはご自身で払うため１日、2日忘れてしまう事よくありますよね！

このような1日、2日の遅滞が公庫の審査以上はかなりのダメージとなりますので、今から遅延しないようにしっかり管理しましょう。

また、住民税を甘く見て支払っていないと言う方もいると思いますが、不当な理由で支払っていない場合には差し押さえで銀行口座が凍結する事もあるのでご注意ください。

なので、規則正しく払っていくのが1番と言う事になります。

公庫のパンフレットにも書いている通り目に見える形かつ遅延しないために、クレジット支払又は口座引き落としの状態にしておきましょう。

現金支払いでは「うっかり」で遅延が考えられますので・・・

また、クレジット支払の方が支払いも後になりポイントも貯まりお得ですので切り替えた方がよいかなと思います。

住民税・家賃・水道光熱費について、遅延して支払いをしてしまったよ・・・

と思っている方もいると思いますが、今から遅延なくしっかり支払って行けば大丈夫です。

大事なのは、すぐに実行する事です。

このような普通の事でマイナス審査になるのは非常にもったいない事ですので注意しましょう！！