フレンチレストランを今本当に独立開業すべきなのか?!
最終更新日:2022/06/27
フレンチレストランを直ぐに開業したいですか?
もちろん!!昔からの夢ですから!!
飲食店の方は独立開業したいと思っている方は凄く多いですよね!!
沢山の飲食店の独立開業の立ち上げに携わった大野さんの経験則で構わないのですが、どんな理由で飲食店を考えている人が多いですか?!
私が見てきた範囲でどんな理由が多いかご紹介しましょう! また、私が現状と将来のお話をすると相談者の方が夢に向かってキラキラしていた目から、深刻な表情に変わる場合が多いです・・ その理由についてもお話しさせていただきます。
深刻な表情になる理由聞きたくないですが、現実は無視できませんね・・ 教えて下さい!
現実と将来のギャップを知る事で、今何すべきか見えてきます。フレンチレストラン独立開業理由と深刻な表情になる理由に分けて2例お話しさせていただきます。
私が独立開業相談を受けてきた中で多かった開業理由と深刻な表情になる理由
【ケース1】
開業理由:飲食店経営をしている知り合いから「お店を閉店又は移転するから、この跡地でお店開きなよ、知りあいだし、居抜き譲渡価額で譲るよ!!お前なら成功できるんじゃない!!」 これはチャンス他の人に知られる前に知人から買い取ろうと思った!!
深刻になる理由:他の不動産物件と比較していないケースが多く、偶然性の高い開業で計画性がないケースが多いため、計画書を作成してみたら運転資金が全然足りなかったり、利益から生活費や借入金の返済が計画上できないと判断できたため。 知り合いからの居抜き譲渡に限ったお話しではありませんが、なぜお店をやめるのか?をよーく聞いた方がよいですね!!
【ケース2】
開業理由: 不動産屋に「この不動産物件は中々空かないのでチャンスです!!」 今3人くらい内見に入って申し込もうか迷っている方がいますよと「不動産屋に殺し文句」を言われ理想の物件と思い込んで焦って申し込もうとした!
深刻になる理由:相談に来て、「不動産物件契約したいので早く融資を申請してください、借りたお金で今週中に不動産物件費用を払いたい」とご相談を受けたのですが、ここで押さえていただきたいのが、原則的に不動産物件費用の契約金は借りたお金で払うものではなく自己資金で支払うものです。 ですので、不動産物件費用である保証金、礼金、仲介手数料、前家賃、居抜き譲渡費用の分は自己資金でためるか足りなければ親族からの支援で補完できる状況にしておきましょう!
今がフレンチレストランを独立開業するタイミングなのか? 冷静になって自問自答しましょう!! 勢いで飲食店を独立開業しては絶対にダメです。
そんな事をいっていたら、いつまでたってもフレンチレストランを独立開業できないでしょう・・・
飲食店の開業準備が出来たうえで、美味しい話が舞い込む分にはよいですが、 事業計画書及び資金的な準備が出来ていない状況で「エイヤー」で独立開業は廃業率を高める原因です、博打です。 経営は博打ではありませんのでしっかり準備をしてチャンスを待ちましょう!
わかりました!! 投資と博打は違いますね!!