飲食店開業するのに創業融資を受ける必要はあるの!?
最終更新日:2022/10/21
飲食店を開業する上で創業融資を受けるべきなのか迷ってます・・・
初めまして業界初!飲食店開業支援専門家の大野晃です!創業融資を受けるべなのか、そうじゃないのか結論ですが事業自己資金で設備資金と適正な運転資金の合計額を賄なえないのであれば創業融資をしたほうがよいでしょう!賄えるのであれば検討すべきでしょう。
なんか小難しい話になってきましたね・・・さらに事業自己資金で投資額を賄えるのに検討すべきとは・・・
お話が小難しくなってすいませんコラムの企画的にLINE風な会話形式で会話が膨らむ過ぎると、見ずらいと思い凝縮させていただきました。詳しいことは本文で解説しますね。
はい!解説よろしくお願いします!
今回の飲食店開業支援コラムのタイトルは
飲食店開業するのに創業融資を受ける必要はあるの!?
結論ですが
事業自己資金で設備資金と適正な運転資金の合計額を賄なえないのであれば創業融資をしたほうがよいでしょう!
事業自己資金で賄えるのであれば創業融資を検討すべきでしょう!
え・え!?事業自己資金で賄えるのに創業融資を検討する必要があるのと疑問に思われた方もいるでしょう、ここについても解説しますね!
Contents
1 飲食店開業事業自己資金で設備資金と適正な運転資金の合計額を賄なえない場合
事業自己資金って何?って感じですよね
事業自己資金とは自分の全貯金から将来のライフイベント&今の生活費に必要なお金を差し引いた金額です。
将来のライフイベントとは結婚資金とか海外旅行や家を買う子供の教育費など大きいもので近未来で発生してきて最低限用意すべきお金の事です。
飲食店開業する夢があるからこれらのイベントを先送りや中止できるものは中止するという選択肢も考えられるでしょう。
生活費に必要なお金ですがファイナンシャルプランナーの専門家に個別相談をして聞いたことがあるお話では月額給与の半年分をもっとくと安心といっていました。
上記をまとめて算式にすると
全貯金-近未来ライフイベント資金-月額給与半年分=事業自己資金
のイメージが絶対的ではないですが一つの事業自己資金のイメージです。
そもそもお金を貯金できないよとお考えの方はこちらの飲食店開業資金コラムをご参考にしてください。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/6051/
また事業自己資金をいくらくらい貯金すればよいかの目安を知りたい方はこちらの飲食店開業支援コラムを見てください。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/4641/
事業自己資金が設備資金と適正運転資金の合計額を賄えるのか?
設備資金は内装設備・厨房機器・食器類・ホームページ等が大枠になります。事業計画の時点で不動産はどのエリアで何坪くらいで飲食店を開業してスケルトン物件化居抜き物件を決めて事前に内装屋や厨房機器屋から大体の金額情報を教えてもらいましょう。
食器や調理器具類は東京の方は合羽橋に足を運ぶのもよいでしょう!
適正運転資金は不動産取得費・仕入・人件費・家賃・水道光熱費等が大枠なり
ここでいう「適正」と言っているのは一つ一つの数字の適正さと言う意味
それ以外に適正な月数の運転資金を計画上描いているのかと言う事です。
「適正運転資金」と言う事に関しては日本政策金融公庫の統計データを見て考えたこちらの飲食店開業支援コラムをご参考にしてください。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/4537/
もう一つの「適正」と言う意味は、そもそも利益計画があっている上での運転資金の組み方になっているのか?つまり借入金の返済原資を賄えるだけの売り上げ計画になっているかと言う事になります。
借入金の返済原資とは?と思った方はこちらの飲食店開業支援コラムを参照してください。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/4371/
事業自己資金≦設備資金+適正な運転資金 の場合で早めに飲食店を開業したいと考えているのであれば事業自己資金の足りない資金部分を創業融資を検討する必要があります。
では創業融資はどこで受ければよいかと疑問に思った場合には こちらの飲食店開業支援コラムをご参照ください。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/5764/
借入金額はいくらくらい自分は借りられるんだろうと疑問に思った方は、こちらの飲食店開業支援コラムをご参照してください。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/5847/
また飲食店開業融資申請した金額を可能な限り満額勝ち取りたい、しっかり準備したいとお考えの方はこちらの飲食店開業支援コラムをご参照ください。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/5971/
2 飲食店開業事業自己資金で設備資金と適正な運転資金の合計額を賄える場合
事業自己資金で設備資金と適正な運転資金の合計額を賄えるのになぜ創業融資を検討したほうが良いのか?
大きな理由の一つとしては大震災や食中毒など大きいバットイベントが来た場合に無借金経営の会社は沢山つぶれたと聞いています。
金融機関のスタンスは
晴れの日は傘を差しのべ雨の日には傘を差しのべない
何を言っているかと言うと
飲食店経営が好調な時には融資をしてくれて飲食店経営が不調な時には融資を渋るという格言です。
なので、逆手にとって
雨の日に備えて晴れの日に傘を借りておこう
つまり創業前は何も事業結果が出ていない晴れの日なのです!
また1度金融機関から借入をすると次回以降スムーズになります、そういう意味でも経営後より経営前の方が忙しくないため創業前に創業融資をしておくという事を考えたほうが良いのかなとおもいます
こちらの参考飲食店開業支援コラムはこちらです!
https://tax-startup.jp/restaurant/food/5776/
以上飲食店開業支援コラムを最後まで見ていただきまして誠にありがとうございます!
皆様の飲食店開業と言う夢をいつも応援しています!
飲食店の創業融資に関するよくある質問
創業融資は受けるべきですか?
事業自己資金で、設備資金と適正な運転資金の合計額を賄なえないのであれば、創業融資を検討したほうが良いでしょう。
設備資金について教えてください。
設備資金は内装設備・厨房機器・食器類・ホームページ等が大枠になります。
適正運転資金について教えてください。
適正運転資金は、不動産取得費・仕入・人件費・家賃・水道光熱費等が大枠となり、ここでいう「適正」と言っているのは一つ一つの数字の適正さと言う意味です。