飲食店開業支援専門家が教える「公庫で融資が獲得できる創業計画書書き方講座」パーフェクトガイド
最終更新日:2022/06/27
参照元:http://gahag.net/006077-ramen-noodle/
ラーメン屋を開業する際、開業資金の調達方法として広く知られているのが「日本政策金融公庫」の「創業支援融資」ですが、申し込みを検討している人も多いのではないでしょうか?
金融機関よりも金利が低く借りれる事や、実績のない創業時から融資が可能など、開業スタートダッシュの資金集めには、非常におすすめの方法と言えます。
そんな創業支援融資の審査の際に、大きな比重を占めるのが「創業計画書」の内容です。担当者は、創業計画書の内容と面接で融資決定の判断をするため、創業計画書が融資獲得の合否を左右することになります。
こちらのブログでは、過去4回に渡り「融資獲得」ができる創業計画書の書き方を飲食店開業支援専門家がレクチャーしてきました。
今回は「公庫で融資が獲得できる創業計画書書き方講座」総集編。内容やポイントついて、より要点をまとめて紹介していきたいと思います。
Contents
【公庫で「融資が獲得」できる創業動機の書き方①:「1.創業動機」】
創業計画書の左上の部分「1.創業動機」は、あなたの「人間性」を判断し、開業への情熱や覚悟を伝えるもっとも重要な記載事項となります。
計画書というのは取引関連情報や資金調達の手段、事業の見通しといった「数字」に対する記載事項が多い為、この創業動機の部分で、担当者を口説き落とさなければなりません。
公庫もお仕事ですので、申込人が借入金を返済していける能力があるのかという点に対し非常にシビアになって判断していくもの。
とはいえ、担当者もひとりの人間。熱意に心震える事もあります。
あなたができる精一杯の情熱や熱意、そして覚悟を伝えることが出来れば、きっと協力したいと思う気持ちが芽生えるはずでしょう。
そんな「心震わせる」創業動機の書き方は下記リンク先で飲食店開業支援専門家が詳しく説明しています。しっかり時間をかけて、あなたの想いを書き綴って下さいね!
https://tax-startup.jp/restaurant/food/6270/
【~公庫で「融資が獲得」できる創業計画書書き方講座②~経営者の略歴編】
「経営者略歴」への記載で1番重要なのは事業の経験についてでしょう。
「何年から何年までどこの職場でどのような仕事をしてきたか」
「経営するうえで有利な資格は取得してきたのか」
「開業予定のラーメン屋について、知的財産権などがあるか」
などについて、自身がラーメン屋を開業するにあたってどれだけ下積みを経験し、どんな実績を積んできたのかを伝えていく項目。創業の動機を同じ位大切な内容と言えます。
ここでは担当者が目を惹きつけるような「あなたの強み」や「店舗運営・経営に携わっていたことがあるか」などについて詳しく記載していきましょう。
下記リンク先では「事業の経験」をはじめ「過去にご自分で事業を経験したことはありますか。」「取得されている資格」の経営者の略歴の書き方について、飲食店開業支援専門家が詳しいポイントを説明しています。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/ラーメン屋開業/6343/
【~公庫で「融資が獲得」できる創業計画書書き方講座③~「2.取扱商品とサービス」「3.取引先・取引条等」「従業員等」編】
「2.取扱商品とサービス」では、あなたのラーメン屋で提供するメニューやサービスについて「3.取引先・取引条等」では、あなたの「仕入れ先」「販売先」など事業をするにあたって誰と取引をしていくのかについて記載していきます。
特に「2.取扱商品とサービス」では取扱いの商品・サービスやセールスポイントについてあなたのラーメン屋で実際に販売するメニューを
どんな価値のあるメニューか?
独自性はあるのか?
売り上げが見込める理由は?
市場のニーズや競合情報はしっかりキャッチし、事業計画に反映されているか?
など様々な角度からまとめる必要があります。
下記リンク先では、記載内容のアドバイスから添付するべき書類のついて飲食店開業支援専門家が詳しく解説していますのでご覧ください。
https://tax-startup.jp/restaurant/blog/6355/
また従業員欄については表に沿って、予定している従業員数を記載すれが問題ないのですが、ここで目標とする売上金額やお店の規模と、従業員の数が見合うかなども審査の基準としてしっかりチェックされるので、事前に雇用人数の見直しをするべきでしょう。
開業するラーメン屋に、従業員に「家族を入れる」場合について
こちらの記事で、創業計画書を書く際あなたの奥様を自分のラーメン屋で働かせない方が良いケースについて飲食店開業支援専門家がレクチャーしていますので合わせてご覧ください!
https://tax-startup.jp/restaurant/food/ラーメン屋開業/5520/
【公庫で「融資が獲得」できる創業計画書書き方講座④~「(6)お借入の状況」「(7)必要な資金と調達方法」「(8)事業の見通し」編】
「お借入の状況」については項目や指示に従って
あなたの個人的な借入状況や、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードのリボ払いなどついてを「偽りのないように」記載していきましょう。
「必要な資金と調達方法」と「事業の見通し」については
・何にどのぐらいの費用がかかるのかの把握
・自己資金を地道に貯めてきた実績
・開業するラーメン屋が利益をあげ、返済能力があることを伝える
・売上が実現可能な数字であることを根拠づけ、信頼性を持たせる
など、具体的な根拠・数字で伝える部分です。
数字の部分は専門的な知識も必要になってきますので、自分ひとりで完璧なものを作るのはなかなか大変でしょう。分からない部分やアドバイスが必要な時は、すぐに弊社にご相談ください。創業計画書の開設から相談、公庫以外の起業支援融資まで、あなたの起業をしっかりサポート致します!
詳しくは下記リンク先から詳細を確認してください。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%a1%e3%83%b3%e5%b1%8b%e9%96%8b%e6%a5%ad/6369/
計画書の完成度が融資獲得への合否に大きく影響します。記載内容に後悔がないように、開業前の忙しい時期とは言え、しっかり時間をかけて自分の事業内容と向き合ってくださいね!
今回は創業計画書の書き方についての全容を飲食店開業支援専門家がまとめてきました。各項目のリンク先では、より深く詳しいポイントをまとめているので、計画書記入の参考にしてくださいね。
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弊社の飲食店開業支援専門家 大野晃は「飲食店開業相談累計300件超をしてきた」飲食業界開業のプロフェッショナルとして、この4つのミッションを果たすべくたくさんの経営者を支えています。
https://tax-startup.jp/restaurant/food/ラーメン屋開業/5180/
https://tax-startup.jp/restaurant/food/ラーメン屋開業/5173/
こちらの飲食店開業支援専門家 大野晃ブログも是非ご覧くださいね!