六本木にBARをオープンして
1年を迎えたオーナーは何を思うのか?

売上は想定の〇〇倍だった!
六本木にBARをオープンして
1年を迎えたオーナーは何を思うのか?

サン共同税理士法人代表 朝倉

2023年5月にD3TOKYOは、おかげさまを持ちましてオープン1周年を迎えました。
従業員一同、ご来店くださったお客様に
感謝申し上げます。
オーナーである弊社・代表の朝倉は
この1年何を考えてきたのか?
“今思うこと”に迫ります。

BARをオープンして1年。
おめでとうございます!

朝倉:ありがとうございます。(弊社特有の事情もありますが)想定よりプラスの面が多く、本当にオープンしてよかったです。
でも、BARの経営は大変…。今回は、税理士目線でこれからBARを出すか検討されている方向けに実際のところ何がどう大変だったかなどをお伝えできればと思っています。

正直なところ売上は
どれぐらいだったのでしょうか?

朝倉:この1年で予想した売上の2〜3倍にすることができました。ですが、経費も想定以上にかかりました。特に人件費が一番ですが、最初はオペレーションに不備があってはいけないので、多くのスタッフが出勤することになり、最初半年間は売上に対する人件費の比率が50%を超えることもありました。売上が増えても利益を出しにくい体制となってしまいましたが、最初はオペレーションが確立できていないため、やむを得なかったと思っています。

当店の場合、最初1年は人の採用を多めにしたこともあり、1年目はシフトに入れすぎてしまいました。ここは私自身、経営者として反省点でもあるのですが、集客状況と実際のスタッフのスキルを見ないと分からないので、難しいところですね。

飲食の経営は大変と先述しましたが、こうしたお酒を通じて“サービスを売る”場合、人と人との話になるのでイレギュラーなことが起こりうる点が経営をする上で計算ができない部分にも繋がり、経営の難しさにも比例してくるのではないかと思います。

税理士法人のように、納期に向かって計画的にコツコツと作業をするものでもないですからね。オフィスワークと接客という相反する業界の代表を務めてみて、私自身も学んだことでした。

幸いにして、私の場合お店を任せていたスタッフが元々信頼関係のあるメンバーだったので、お酒のトラブルなどもなく、この点においてはとても助かりました。安心して任せることができましたし、私も自分の店ではあったのですが、お客さんとして利用しました。
想定外だったのは、自分の店はプライベートとしては利用しづらかった点です。一方、顧客などビジネス関係者を優先的に接待できお店として利用していました。

BARをオープンして得た売上以外の“副産物”

朝倉:D3を経営する中で、同業の税理士仲間や他士業の方、六本木で勤務をされているIT関係の方など人脈が広がったのが本当に良かったなと思います。これが一番BARを経営してよかった点になります。
六本木は港区に会社を構える経営者が集まる場所だと思っていますが、経営者のお客様が、そのお仲間を呼んでくださるなど、ありがたいことに口コミで広がっていったなと感じています。

そして、ここでできた縁は、想像を超えるほど本業とのシナジーを生み出すことができました。
弊社のマーケティングやコンサルはほぼD3で知り合った社長からのご紹介先にお願いをしています。2022年〜2023年は、ラジオやニュースメディアの出演オファーをいただきましたが、このご縁もD3に来てくださったお客様がきっかけでした。同業の税理士先生や多くの業界関係者の方ともお酒を飲む機会が増えて、逆に会えていない方を数えるほうが少ないくらい、D3でご一緒させてもらう機会が増えました。

経営者はBARを開いたほうがいい?

朝倉:BARをやりたいなと思う経営者の方はいるとは思いますが、接待をする上でもより融通を聞かせられるので、チャレンジしてみていいのではないでしょうか。

スタッフの採用や教育問題はずっとついて回るものだと思いますが、やればやるだけ本来はお店の品質も上がり、これまでご来店いただいたお客様のストックもあるので、コロナのような未曾有の事態がなければ売上も上がっていくかと思います。

私自身、BARを出してよかったなと思いますよ!

たくさんの方に来ていただいて、私自身仕事につながる人脈も増え、嬉しい悩みですが二日酔いになることも増えました(笑)
これにより、休肝日を意識的に作るようになりましたが…。

今後は、店内のオペレーションの向上、幹部メンバーの給与を更に上げていってあげていくことに取り組んでいきたいと考えています。
2年目のD3にも皆さん是非遊びにいらしてくださいね!

D3 六本木 BAR LOUNGE

店名:
D3 六本木 BAR LOUNGE(ディースリー)
電話番号:050-5589-2279
営業時間:
月曜~木曜:19:00~翌5:00
金曜・土曜:19:00~翌7:00
日曜日:19:00~24:00 ※日曜営業
定休日
年末年始

HP:https://d3-tokyo.com/
予約サイト:
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13271278/