1店舗目飲食店開業融資 そもそも土台にのっていますか?
最終更新日:2022/06/27
Contents
1店舗目飲食店開業融資 そもそも土台にのっていますか?
(※ブログを読む前の注意点)
これからお話をすることは、絶対にこのような状態の人は 融資の審査で不合格になると言うものではありません。 融資額 勤務経験によって大分左右されます。 あくまで、最低限これくらいの事がクリアできていないと スムーズにいきにくいです、と言う飲食店開業融資審査の目安となるような事項を書かせていただきました。 絶対的・画一的ではなく、勤務経験・投資額によってそれぞれ異なります、と言う事だけ、ご了承ください。
以下に示す事項がクリアできると融資審査の土台に乗り、(希望融資額にもよりますが、)融資実行確率が高いです。
過去5年以内に破産などの債務整理をしたことがない
過去に破産等をしている方は、かなり審査の中で厳しいと考えてよいと思います。 5年以内(もちろん絶対的ではないですが)、この期間に融資をうけるのは得策ではないと考えます。
過去に消費者金融の利用なし
金融機関は、予想以上に消費者金融の利用、特に支払いの遅滞について厳しい姿勢を示します。 貸す立場を、考えたら当たり前ですよね? よほどの正当な理由がない限りは、一言でいえばだらしない、 つまり自己の資金繰り管理ができない人だなと思われます。 飲食店開業時は、経営と言う実績がないため、勤務時代の自己管理能力がとても重要です。 補足ですが、水道光熱費の支払い遅延ないか? 税金等の支払い遅延ないか? 家賃の支払い遅延ないか? も併せて確認よろしくお願いします。 水道光熱費については、できたら口座引き落としに切り替えるとよいと思います! まずは、目安ですが1、2年前には身綺麗な状態にし、規則正しい支払いを心がけましょう。
自分で貯めたお金が100万円以上ある
飲食店経営・開業の夢を達成するために、100万円くらい(金額に細かい根拠はありません)をコツコツ貯金したというアピールは融資審査にプラスの行為だと思います。 そして、貯蓄できると言う事は経営が開始してもしっかり利益を留保できる方だなと言う見方もされるでしょう。 (親族支援金の金額次第で自己資金が100万円以下でも審査が通過するケースはあります)
親族等からの支援金と自分の貯金が合せて300万円以上ある かつ その合計額で 不動産取得費を賄える
親族等の支援金も状況にもよりますが、自己資金扱いされる場合があります。 (300万円以上と言う金額に凄く根拠があるわけではありませんが、飲食店の総投資額の成功確率をあげるための最低レベルかなと経験上で出した数字です。) 不動産取得費は、造作譲渡代金以外の保証金・仲介手数料・礼金・前家賃等になります。 これを自己資金等で賄えることが一つのボーダーと言えると思います。
勤務経験・投資額等によって条件は、それぞれ異なりますので、画一的、絶対的な指針ではありませんが、最低このくらいはないと始まらないのかなと言う事をブログに書かせていただきました。 上記4項目全てクリアできているなと言う方は1度融資支援の専門家に相談してみるとよいと思います。