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飲食店開業支援コラム

飲食店創業計画書の書き方のポイント ~事業経験編~

公開日:2015/05/21
最終更新日:2015/05/21
飲食店開業支援ブログ

飲食店創業計画書の書き方のポイント ~事業経験編~

飲食店開業融資を日本政策金融公庫に申し込みをしようとする方が、 絶対に記載しなければならない創業計画書の記載方法についてのポイントの2項目目 「事業経験」について解説させていただきます。

日本政策金融公庫が発行している冊子「新たに飲食業を始めるみなさまへ 創業の手引き+」に載っているチェックポイントには以下のポイントが記載されています!

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過去に事業を経営し、既にその事業をやめている場合、隠さずに廃業の理由を記載してください。

過去に飲食店、異業種で経営していた場合で、自己破産等があると、融資の審査上ダメージが大きいつまり逆アドバンテージがある状態からのスタートと思ってもいいと思います。

 

勤務経験は十分ですか?

<何年くらいの勤務経験があればいいか>
一概に何年以上の勤務経験がないとダメというわけではありません。
※(日本政策金融公庫「2012年度新規開業実態調査」(再編・加工)には勤務経験の平均は13年とあります)
ただ、技術力や店舗運営ノウハウは十分取得しておく必要があります。

<勤務経験を書く際のポイント>
ただ羅列するだけでなく、担当業務及び役職経験及び主にどのような経験をしたかの詳細も書きましょう。
その際、勤務経験から導いた自分の強みも合わせて書くとよいと思います。
また、経営者の略歴欄に、「※別紙参照」と書き、市販の履歴書及び職務経歴書にきれいにまとめるとよいでしょう。
飲食店の創業動機編でも書きましたが、勤務時代に凄いキャリアがあったとしても日本政策金融公庫の担当者等に伝わらなきゃ、信頼されなきゃ意味がありません。
もし雑誌、取材などのメディア実績・フェイスブック等の友達の数、持ち出しが可能な顧客リスト等があれば、創業計画書及び別紙書類にあわせて添付して伝えるとよいと思います。

「事業経験」については、融資審査上重要な部分になりますので、時間をかけてしっかり書いていきましょう!!

飲食店開業融資面談の際にも奥深くまでヒアリングされますのでプレゼンも出来るようにしておきましょう!

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取得資格

主に調理師免許などが該当します。その際賞状等が必要になってきますので、地方の実家の奥底に眠らてしまっている方は早めに探しておきましょう!

前回、「創業動機」編で書き忘れましたが、創業計画書の所定の枠、少し小さいですよね!!
この枠ではしっかり伝えきれないと言う方は、所定の枠に「※別紙参照」と記載して、別紙に目次などを付すといいですね。
提出時に、「別紙参照と記載してあるものについては別紙の綴りに書いています」と一言伝えれば更に良いですね。
別紙は、日本政策金融公庫の担当者が分かりやすいように構成し下さい。
尚、この「別紙参照」については、あくまで日本政策金融公庫の場合ですので、所定の用紙でないとダメという金融機関もあり得ますのでご注意ください!!