フランス料理店を開業するために借入をした場合に借入返済はいつ始まる?返済期間は?
最終更新日:2022/06/27
日本政策金融公庫でフランス料理店を開業するために借入を申し込む場合に返済期間を決めないといけないですよね。 何年で決めればよいのかな?
そうですね!! 「フランス料理開業と言うスタートアップ時期」の経営が不確定な要素を考えると少し利息は損するかもですが、最長期間、つまり長ければ長いほうが良いと言う考え方をお勧めします!!
月々の借入の返済額は少なくした方が経営リスクが低いという事ですね! 据え置き期間はどういう期間のことですか?
借入金を返済を待ってくれる期間です!!
軌道に乗るまで時間がかかるので、その期間を待ってくれるのはありがたいことですね!
はい!!本日は日本政策金融公庫で創業融資(中小企業経営力強化資金の場合)をした場合に借入金の元金の返済はいつから始まり、いつまで返済すればよいのかについて解説します。
①最長返済期間について
日本政策金融公庫の創業融資(中小企業経営力強化資金の場合)の場合の借入金の返済期間は設備に対する借入金の場合には10年で運転資金に対する借入金の返済の場合には7年となります。
つまり投資計画書を作成して、自己資金は設備に充当するのか?運転資金に充当するのか?の振り分けをしっかり考える事で借入金の総額(運転資金+設備資金)の月々の返済負担が変わってくるという事です!
②据え置き期間について
結論から言うと最長10カ月です。 ここで注意が必要なのが据え置き期間中、元金の返済はないですが、支払利息は発生するという事は覚えといてください。 ただ、1パーセント台の支払利息はリスクにならないので気にしないで軌道に乗るのが遅れるかもと言うリスクを考えて利息を払ってでも据え置き期間を最長にした方が賢明かなと思います!
もうひとつの注意点としては、返済期間が10年だとした場合10年10カ月間の元金の返済にはならず、10年間の中に据え置き期間も含まれるという事は留意して下さい。
フランス料理店の創業期と言うステージを考えると、返済期間と据え置き期間共に最長にすることをお勧めします! 1%台の借入金の返済はリスクでないです、むしろ早期返済を最初から考えようというスタンスの方がリスクとなります。
※飲食店開業支援参考ブログ
>> 飲食店開業で失敗しないための知恵 借入を悪と思うのは危険です!!
なるほど! わかりました!