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飲食店開業支援コラム

飲食店開業資金調達の情報を飲食店を先に開業した先輩に聞くのは危険?!

公開日:2018/06/23
最終更新日:2022/06/27
飲食店開業支援ブログ

飲食店を開業する際の資金調達の情報を先に飲食店を開業して経営している先輩に聞いたら開業融資楽勝だよと言われたのですが・・・

初めまして飲食店開業支援専門家の大野晃です。楽勝ですか・・その先輩はいつの時代にどこの金融機関でいくら融資されたのですか?

先輩が飲食店開業したのは5年前でたしか銀行?!いくらまではプライバシーなので突っ込まなかったです・・・

飲食店を開業した時代、そしてどこの金融機関で融資額はどのくらい借りたのか、そのときは無担保無保証だったのかなど細かいことがすごく大事です。

なるほど・・とても突っ込んで聞ける内容でないですね。

また先輩は実いうと親が社長なので金融機関とパイプがあった、親から結構支援されていた担保をいれていたという事があります、ですがプライバシーや見栄で後輩には本当のことを言わないケースもあるので資金調達の事に関しては参考程度にするのがおすすめです。ではもう少し突っ込んで解説します。

今回の飲食店開業支援コラムのお題ですが

飲食店開業資金調達の情報を飲食店を先に開業した先輩に聞くのは危険?!

飲食店経営者の先輩に資金調達のお話を聞いてうのみにするのはとても危険です。

理由は本当の事を100パーセント完璧に後輩にしゃべってくれない可能性が高いからです。

創業融資について自己資金の内訳に親からの支援が入っていたり、親の担保をいれていた、専門家が支援していたのか?ほとんど自己資金や親からの支援で金融機関からは少額しか借りてないなどの事実があったとしても、後輩に込み入った事情を話すでしょうか?

もちろん赤裸々にしゃべってくれる方もいるかもですが基本は見栄があるので細かいところまでしゃべらないしすべての条件を聞き出すのは厳しいでしょう。

そのような時代背景も違い、条件も違う事実を鵜呑みにしたら自分自身の条件が違った場合、創業融資を通過できないかもと言う事です。

また、先輩が創業融資を体験したのは人生で1回です

飲食店経営のお話は大いに参考になりますが、創業融資のお話を参考にするのは少しリスクかなと思います。

このような事をお話しする理由も先輩から聞いた方法で日本政策金融公庫で融資が通過しなかったから専門家にお願いするというスタンスの方がいますが、1度ご自身で融資申請してそれを専門家がひっくり返すのはすぐにはできないのでご注意ください。

飲食店経営者の先輩のお話に似ていますが、飲食店の創業融資支援のプロに依頼するときも地域の近さで依頼するなど安易な考えで依頼するのでなく、2人以上の専門家の話をじっくり聞いてみて腑に落ちたほうに依頼するのが良いと思います。

そもそも飲食店の創業融資の支援できますとホームページで名乗るのはWEBに文言デザインをすれば誰でもできます。

WEBから判断するにもホームページの内容が具体的、お客様の声がある、情報発信が随時あるなどよくホームページを比べればいろいろわかります。

このお話をするのも専門家によって見解が変わってしますからです。

創業融資の金額の差異、スピード、このスピードが変わると飲食店開業する日が変わり本来早く飲食店開業していれば得られたであろう利益が逸失してしまうので注意が必要です。

また飲食店の開業に詳しくないと創業融資上タブーな不動産の契約形態、飲食店開業スケジュールを示せないなど不都合があることがたくさん出で来ると思います。

なので、飲食店の開業融資の支援をどのくらい手掛けたか依頼前に聞いてみるとよいと思います。

また飲食店開業支援と飲食店開業融資支援は違うのでご注意ください!

以上、いつも飲食店開業支援コラムをご覧いただきまして誠にありがとうございます!