フレンチレストランの飲食店創業計画書のセールスポイント
最終更新日:2022/06/27
本日は日本政策金融公庫の創業計画書の項目の3番目の2段目「セールスポイントについて解説していきたいと思います!」
「セールスポイント」つまりフランス料理店を独立開業するにあたっての自分のフランス料理のウリを赤裸々に記載すればよいわけですね!!
ご自身のフランス料理のウリを書くのはもちろんですが、どの売りが客観的に見て出店する場所及び開業しようとするフレンチの形態(ガストロ・ネオビストロ・ビストロ等)で通用する者なのか?と言う事も重要です! マーケットインと言ってシェフの料理を市場が受け入れてくれるのかと言う事が凄く重要になります!
なるほど!自分よがりではダメという事ですね! 具体的にどのような事を書けばよいですかね?
その通りです! 日本政策金融公庫の担当者が見るポイントを押さえたセールスポイントの書き方について 今から解説させていただきますね!!
はい!! よろしくお願いします!!
フレンチレストランを独立開業して日本政策金融公庫から開業資金を資金調達しようと考えている方で創業計画書の「セールスポイント」をどのように書いてよいか悩んでいる方についてポイントを解説させていただきます!
①創業計画書のセールスポイント欄
日本政策金融公庫の様式を見ると3行しかありませんよね! フレンチレストランで修業した経験を3行でフルアピールすることは可能でしょうか? もちろんアピールしきる、つまり日本政策金融公庫の担当者へ書面で「自分は、このような強みがある」と3行で伝える事は無理ですよね! なので、「※別紙参照」として別の紙又はワードを用いてセールスポイントを書きましょう!
②立地の特性 ・立地は?
フランス料理店の出店予定の場所はどのような立地なのか? 例「住宅立地」「オフィス街」「繁華街」・・・
・立地の特性の問題点 フランス料理店を出店予定の場所について、独立開業予定者の方の事業計画書を添削しているとよい事しか書かれていないケースが多いです。 大事なのは問題点を認識している事です! 例 オフィス街なら休日が弱い・・・
・立地特性の問題点に対する対策 フランス料理店を出店予定の場所についての問題点を洗い出したら、その問題点をどのように克服していくか戦略を書いてください! 例 オフィス街で休日が弱いため休日の1日は休みにして、土曜日は平日にはない特別なコースを追加して土曜日への導線作りをする。
③競合店レポート
この項目は客観性を持たせるため、そして市場分析をしっかりしていると言うアピールになります。 フランス料理店に限らず、競合店分析は経営をする上で非常に重要です!! ブルーオーシャン(市場に競合がいないのか)レッドオーシャン(市場に競合だらけ)なのかが分かります。 最低4店舗以上は調査しましょう、そして競合のフランス料理店があるのに自分のフランス料理店が負けない理由について差別化要因を含め書きましょう!
④フレンチレストラン5W2H
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- 1.コンセプト
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- 2.主力商品
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- 3.お客様の利用動機
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- 4.主要客層
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- 5.お客様の利用時間
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- 6.出店立地
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- 7.売り方のスタイル
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- 8.価格政策
⑤まとめ
セールスポイントは融資の審査上非常に重要な項目となります!! 特に競合店調査についてしっかり行い、何故自分が独立開業しようとしているフレンチレストランが競合のフレンチレストランに負けないのかという理由についてしっかり書いていきましょう!! また、顧客リスト、例えば名刺、最近ではSNSであるフェイスブックの友達の数も重要な要素の一つになってくるのでフレンチレストランに勤務時代からコツコツ顧客リストを増やしていきましょう! 周りのフレンチ料理店でイケているお店はフェイスブックを上手く使用していますので フェイスブックについて面倒くさいと思う方も今から少しずつ活用していきましょう!