飲食店開業 融資用の内装・設備の見積りは注意が必要です!
最終更新日:2022/06/27
飲食店開業支援専門家 兼 株式会社CHANGEの代表取締役をやっております大野晃です。
今回は、融資を沢山引っ張ろうとして、軽い気持ちでやってしまいがちな案件です。
「融資用の内装・設備」の見積書の作成についてお話しいたします。
融資計画の際には、飲食店の内装・厨房機器等の設備の見積りが要求されます。
この見積書ですが、内装屋さん・厨房機器の設備屋さんが融資用の見積り、つまり実際より多い金額の見積書を作成してくれるケースがよくあります。
なぜ、このような見積書を作成するかと言うと。。。。。
飲食店経営が軌道に乗るまでの間、ギリギリの資金でやりたくない。
そのため内装の見積りを多めにして、余分に融資を受けるのです。
例えば 実際は800万円くらいしかかからないが
見積り金額は1000万円として、差額の200万円は、万が一の為の運転資金に回すように。
また、追加工事がある場合に備えて多めに見積もりをとったが、実際は見積りほどかからなかったという場合もあるでしょう。
しかしながら、この考え,行動は、かなり危険です!!!
資金使途違反となる可能性があるからです。
もちろん、うっかりならオーバー分の借入返済で済むケースもありますが。
では
融資上資金使途違反にならず かつ 飲食店事業も安定させるためにはどうすればよいのか!?