立川市の人口・主要駅などの概要

立川市の人口は令和5年1月1日時点で18万4千人となっており、平成22年の17万人から毎年着実に人口を増やしています。
立川市の主要駅として、JR立川駅が挙げられます。
中央本線、南武線、青梅線が通り、都心へのアクセスも抜群です。
静かな住宅地と美しい自然が共存する街で、駅周辺は大型商業施設が立ち並び賑わいを見せ年層や単身世帯に人気がある街です。

立川市の特徴は、業務核都市・東西南北につながる交通網・自然と利便性の調和

立川市のおもな特徴としては、以下の3つが挙げられます。

• ○業務核都市としての役割
• ○東西南北につながる交通網
• ○自然と利便性の調和

1. 特徴１：業務核都市としての役割

   立川市は、国から首都圏の「業務核都市」に位置づけられています。業務核都市とは、「東京都区部以外の地域において、その周辺の相当程度広範囲の地域の中核となるべき都市」¹⁾です。ファーレ立川など商業ビルが立ち並ぶ他、世界からアート作品を集め展示するなど、都市空間を演出しています。
   1)引用：国土交通省　業務核都市　https://www.mlit.go.jp/crd/daisei/gyoumukaku/

2. 特徴２：東西南北につながる交通網

   立川市中央部には、JR中央線が走り、東京駅まで約40分で行くことができます。その他、JR青梅線、JR南武線、JR五日市線が立川駅に乗り入れています。バス路線もあり、市民バス「くるりんバス」が、市内2ルート2支線で運行しています。

3. 特徴３：自然と利便性の調和

   立川駅の駅前には、ルミネ立川やグランデュオ立川など、商業施設が多く利便性の高い街です。また、国立昭和記念公園など緑が豊かな公園もあり、便利で自然も感じることができます。子ども連れが多いのも特徴です。

立川市の歴史について

立川市は、1881年に柴崎村から立川村へと改変されました。1889年に甲武鉄道(現：中央線)が開通し、1922年に立川飛行場が開設され、交通の便が進みました。1940年に市制施行。戦後は米軍の「基地の町」として歩みました。1963年砂川町と合併し、その後1977年に立川基地が全面返還されると、基地跡地を利用した新しいまちづくりが開始され、将来像「にぎわいとやすらぎの交流都市 立川」の実現に向けて発展が続いています。

立川市での起業のメリットは事業者・農業者向けの支援策

立川市は事業者・農業者向けの支援策があります。物価高騰等緊急支援金は、事業者・農業者双方に行われています。その他、求職者向けの就労支援や中小企業で働く人への勤労者福祉支援、中小企業を対象とした事業資金の融資あっせん等の業務も行っています。

立川市の今後の展望は？

2020年に出された「立川市第4次長期計画」では、10年間の基本構想として、多様な産業の活性化を施策に挙げています。その中には、「中小事業者が活用しやすい、時代の変化に対応した融資あっせん制度の実施」や「各種業界団体等と連携して、事業者の実態とニーズの把握に努め、事業承継をはじめとした経営課題への支援を行う」、「事業承継問題について、東京都多摩地域事業引継ぎ支援センターなどの専門支援機関と連携し、事業所のニーズに沿ったさまざまな支援を展開」と記載されています。今後も長い目で産業振興をすることが見込まれます。