八王子市の人口・主要駅などの概要

八王子市の人口は、令和4年9月30日現在で56万2,605人となっており、平成23年3月30日の人口55万3,788人から毎年着実に人口を増やしています。
八王子市は首都圏有数の大都市で、面積は186.31平方キロメートルの市域を有し、東京都の市部では、人口・面積ともに最大です。主要駅は、八王子、高尾、南大沢、西八王子、京王堀之内、北野が挙げられます。

八王子市の特徴は産業資材が豊富・都市近郊・交通の便が良い

八王子市のおもな特徴としては、以下の3つが挙げられます。

• ○産業資材が豊富
• ○都心から近く、交通の便が良い
• ○豊かな自然に囲まれている

1. 特徴１：産業資材が豊富

   八王子市はものづくりが盛んで、八王子を中心に広がる広域多摩地域は、工業出荷額がシリコンバレーの2倍と言われる地域です。そのため、高度な技術を持つ企業が多く、隣で発注や外注、開発の連携が可能です。また、八王子市は住宅地域の街づくりにも力を入れているため、学生や主婦の数が多く、アルバイト・パートの人材が豊富です。

2. 特徴２：都心から近く、交通の便が良い

   例えば、八王子駅はJR中央線中央特快で新宿駅まで約40分、東京駅まで約50分で行くことができます。JR横浜線を利用すると、町田駅まで約30分、新横浜駅まで約50分と、東京方面、神奈川方面、さらには山梨方面、長野方面にも行きやすいエリアです。道路では、中央自動車道八王子ICがあり、都心へ約30分で行くことができます。八王子市は、交通の結節点として利便性が高いです。

3. 特徴３：豊かな自然に囲まれている

   八王子市は高尾山をはじめ、緑が豊かな丘陵地帯に囲まれており、四季折々の美しい自然に恵まれています。そのため、街づくりが盛んで住宅エリアと産業エリアが隣接しており、職住近接のゆとりのある生活が可能です。

八王子市の歴史について

昭和22年に、旧四谷・牛込・淀橋の3区が統合して誕生したのが新宿区です。3区が統合した理由としては、昭和20年の5月から8月にかけて起こった、東京大空襲による被害が大きいと考えられています。戦前には、3区合わせて約40万人もの人口が暮らしていましたが、戦後は約7万8千人まで減少してしまいました。
そのため、復興を進めていくためには、みんなで力を合わせていくことが必要でした。また、戦後には民主主義国家を目指した憲法改正も行われたため、この憲法改正にともない、地方自治制度の諸改革が行われ、3区が統合し新宿区が誕生しました。

八王子市での起業のメリットは産業振興に力を入れている

八王子市では、新規起業の促進、雇用機会の創出を目指し、事業施設を新設・拡張、設備の増設をされた事業者に、固定資産税・都市計画税・事業所税相当額を3年間奨励金として交付する「企業立地支援条例」を制定しています。市、商工会議所、企業、大学および住民が一体となり、人と人、人と企業とのネットワークづくりや、将来を担う産業人材の育成に取り組んでいる「サイバーシルクロード八王子」、企業の技術的課題の解決や産産連携、産学連携をサポートする「開発・交流プラザ」など、日々産業振興に力を入れています。

八王子市の今後の展望は？

八王子市は長いまちづくりの歴史を経て、すでに住宅都市としての魅力が確立されています。八王子市での起業は、住みやすい環境の中で、八王子市からの大きなバックアップを受けられる強みがありますので、起業する際の候補地として検討してはいかがでしょうか。