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【2023年1月の融資情報】融資借換(融資一本化)制度利用によるキャッシュフロー改善

1月融資情報サムネイル

融資借換(融資一本化)制度利用によるキャッシュフロー改善

複数の融資の返済が重なり月々のキャッシュフローが悪化してしまうことを防ぐために、借換制度を活用することが効果的です。

複数の融資を一本化して返済額を抑えることで、キャッシュフローの改善・健全な財務基盤の構築を図ることが可能になります。

下記の前提条件を例とした場合、以下のような改善が見込まれます。

【前提条件】
●融資残高:300万円×3本(融資A・B・C)。合計残高900万円
月々の返済額:各10万円。合計返済額30万円

上記3本の融資を特別借換制度で一本にまとめ、借入期間を5年に設定した場合、以下のように返済額が圧縮されます。

〇融資残高:900万円(融資A・B・Cの残高を一本化)
月々の返済額:15万円(借換前の50%)

融資の返済額

返済条件のリスケジュール(条件変更)を行わないので、金融機関からの信用格付を低下させることなくキャッシュフローの改善を図る事が可能です。公庫・民間金融機関でご利用いただける借換制度はそれぞれ諸条件が異なりますので各制度をご紹介いたします。

※この記事は、弊社のコンテンツガイドラインに基づき作成されています。

民間金融機関(信用保証協会付き融資)の借換制度

民間金融機関(信用保証協会付き融資)の借換制度

 

日本政策金融公庫の借換制度

日本政策金融公庫の借換制度

なお、公庫の融資は公庫で定めている借換制度、保証協会付の融資は保証協会で定めている借換制度で各融資を一本化することが可能です。そのため、公庫・民間金融機関の融資を一つの借換制度で一本化することはできませんのでご留意ください。

 

日本政策金融公庫 変更情報

日本政策金融公庫 変更情報

 

豆知識コラム⑧:リスケジュール(条件変更)とは?

  • リスケジュール(条件変更)とは、既存の融資の返済条件について金融機関と交渉することで、元金の返済停止や返済期間の延長などを行ってもらうことです。
  • リスケジュールの最大のデメリットとしては、金融機関内での信用格付が低下してしまうのでリスケジュール中は追加融資の相談が難しくなってしまう点が挙げられます。従いまして金融機関へのリスケジュールの相談を行う際には慎重な検討が求められます。
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