(起業八王子支援センターはサン共同税理士法人・サン共同社会保険労務士法人の八王子オフィスのスタートアップ部門が中心となった税理士・社会保険労務士・司法書士メンバーで運営しています。)今日のテーマは、成功させる起業!丸投げOKで起業を成功させるテクニック!についてです。「起業家」になりたい!でも実際に、起業を躊躇してしまう理由は何なのでしょうか?今回は起業に関心がある方々がなぜ躊躇してしまうのかを、公的な資料を基に分析していきたいと思います。そして「丸投げOK」でも起業を成功に導くテクニックをご紹介していきます。
※この記事は、弊社のコンテンツガイドラインに基づき作成されています。
目次
起業したいのに躊躇するワケ
参照元:http://o-dan.net/ja/
2017年12月に公表された日本政策金融公庫総合研究所による「起業と起業意識に関する調査」を基に、「なぜ起業をためらってしまっているのか」を分析していきたいと思います。
「起業と起業意識に関する調査」の結果
日本政策金融公庫総合研究所の調査によると、起業を躊躇している理由のトップ4は以下になっています。
1位 自己資金が不足している 56.5%
2位 失敗したときのリスクが大きい 40.4%
3位 ビジネスのアイディアが思い浮かばない 35.5%
4位 財務・税務・法務など事業の運営に関する知識・ノウハウが不足している 32.3%
参照元:日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_171221_1.pdf
失敗したときのリスクが大きいは本当なのか?
同調査によると、起業に関する費用に関しておよそ半分の層が「ほとんど知らない」と答えています。
起業に関する費用も具体的に知らないけれど「なんとなく、起業にはリスクが高い気がする」と思い込んでいる層が大半であるということがわかります。
参照元:日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」 https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_171221_1.pdf
起業に対する「悩み」とその対処方法
見てきたように起業に関する「悩み」は実質的に
・自己資金が不足している
・財務・税務・法務など事業の運営に関する知識・ノウハウが不足している
の2点であることがわかりました。ここでは起業に関する悩みの実態を分析していきたいと思います。
自己資金は本当に足りないのか?
さらに同調査から、起業資金は100万円未満がおよそ半数を占めていること、起業に関する費用調達に関しては74.1%の層が「希望通り調達できた」と回答していることがわかります。
また、起業資金に関しては87.7%の層が借入金なしで調達していることがわかります。
参照元:日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」 https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_171221_1.pdf
起業に対して欠けているのは「正しい」知識
上記の調査から、起業に対するメリットやデメリットを理解していない層が半数近くを占めていることがわかります。起業を躊躇している本当の理由は「起業に関する知識不足である」ことがお分かりいただけると思います。
参照元:日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」 https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_171221_1.pdf
起業に対する正しい知識を得る方法
参照元:http://o-dan.net/ja/
見てきたように、起業にネックになっていることは「知識」が不足していることにあることがわかりました。では、どうしたら正しい知識を得ることができるのでしょうか?
①起業への「近道」は専門家に相談すること
誰しも起業を考える時点で、起業に関しては素人です。
しかし、起業に関しては、経営戦略・税務・法律など多くの事を学ばなければいけません。そして初心者が多くのことを一気に学ぶのは物理的に難しいため、専門家の力を頼ることも一つの方法になるでしょう。
②起業に関して相談すべき専門家とは?
前述の調査結果から財務・税務・法務など事業の運営に関する知識・ノウハウが不足しているために起業を躊躇している層が多いことがわかっています。こうした知識をトータルで相談する場合、最も適している専門家は税理士ということになります。
税理士というと、確定申告の代行や帳簿つけを行っているイメージが強いかもしれません。しかし、実際の税理士の業務範囲は多岐にわたっています。
税理士の仕事はⅰ税務代理、ⅱ税務書類の作成、ⅲ税務相談が主な業務になっています。特に近年では税務相談に関するニーズが高まっています。なぜなら、税理士は企業会計に精通している存在であるため、個別具体的に企業の状態に見合った改善策や改良点を提示することができる存在であるからです。
事業を成功させていくには、信頼できるパートナーである税理士選びが重要になるということになります。
参照元:国税庁HP:「税理士業務」関係 https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/zeirishi/02.htm
企業の強い味方・税理士を選ぶ5つのポイント
参照元:http://o-dan.net/ja/
起業に関して知識不足で悩む起業家予備軍が多いことがわかりました。ここでは起業家予備軍が「起業」に踏み切ることができる、信頼できるパートナーである税理士選びのポイントをご紹介していきたいと思います。
⑴スタートアップのサポートになれている税理士
税理士業務は多岐にわたっているため、スタートアップのサポートには適さない税理士も存在します。過去の実績を確認してしっかりとサポートをしてくれる税理士を選びましょう。
⑵クラウド会計に対応しているのか?
今の時代クラウド会計に対応することができない税理士では、コスト・対応などの面でお勧めすることができません。
⑶資金調達に関するサポートが可能か?
税理士業務には金融機関からの資金調達サポートも含まれています。開業して間もないスタートアップ企業は資金の調達が難しい場合が多く見られます。こういった、弱い部分を補強してくれる税理士を選んでいきましょう。
⑷「丸投げ」が可能か?
記帳代行からすべて行ってくれる税理士であれば、経理にかかる人件費を削減することができるため、トータルで見た場合、「お得」になります。事業の経理部門を「丸投げ」しても対応してくれる税理士を選びましょう。
⑸最終的な決め手は「相性」
税理士との付き合いは最終的に「相性」になります。対応してくれる税理士が信頼できるのか?しっかりと自分の目で見て判断していきましょう。
今回は、成功させる起業!丸投げOKで起業を成功させるテクニック!についてお話してきました。
八王子起業支援センターでは東京都での起業・創業を支援をはじめ会社設立・創業融資・助成金など、起業のスタートアップをしっかりサポートさせていただきます。
https://tax-startup.jp/taxadviser/hachioji/
相談や質問がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
起業に関するよくある質問
起業に関する自己資金について
起業資金は100万円未満がおよそ半数を占めていること、起業に関する費用調達に関しては74.1%の層が「希望通り調達できた」と回答しています。
起業に関する正しい知識を得るには?
誰しも起業を考える時点で、起業に関しては素人です。
しかし、起業に関しては、経営戦略・税務・法律など多くの事を学ばなければいけません。そして初心者が多くのことを一気に学ぶのは物理的に難しいため、専門家の力を頼ることも一つの方法になるでしょう。
起業する際に相談すべき専門家とは?
起業に関する知識をトータルで相談する場合、最も適している専門家は税理士ということになります。
漫画
2006年 税理士法人トーマツ(現デロイトトーマツ税理士法人)入社
2016年 サン共同税理士法人に代表社員として参画
今日、経営環境は不断に変化し、それに対応して税制・会計基準も複雑化してきております。そのため、そうした動向を絶えずキャッチアップし続け、お客様に常に最高水準のサービスを提供するスペシャリストであり続けたいと願いそれを実行し続けていることを自負しております。上場企業をはじめとしたクライアント様の要求水準は高くなる一方ですが、圧倒的に信頼されるスペシャリストとして、深い知的研鑽を積み、専門的な実務経験に裏打ちされた顧客本位のサービスをご提供し続けることを信念に、邁進して参りたいと思っております。