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起業に関する調査と分析報告

創業を夢見ることは、ワクワクしますよね。旅行を計画することと同じで、楽しいことを色々と考えている間が、実は、一番楽しい時間だったりします。

創業は、自分の一生を左右しかねかねない決断が必要です。創業することを夢見ることと実際に創業することは大きな違いがあります。

今回は、創業することを検討している人に焦点を当てて、中小企業白書で報告されている創業を思い立った要因や創業に踏み切れない要因などを紹介します。

※この記事は、弊社のコンテンツガイドラインに基づき作成されています。

~中小企業白書2014を読み解く~

 

中小企業白書とは、中小企業庁が、毎年5月に発表する白書です。経済環境や中小企業の動向を調査・分析しており、中小企業の経営者にとっては、業界毎の経済動向や行政施策を知ることができるとても有用な資料となっています。

「中小企業白書 2014」は、起業に関心がある人や起業を希望する人に初めて焦点を当てて、アンケートなどによって調査・分析した報告書となっています。

報告書全文はかなりの分量になり読み解くことが難しいですが、下記サイトでは、「起業段階別」や「属性別」などに分類し、創業希望者が関心のある内容を確認できる構成となっています。創業を検討している人はぜひご一読いただきたいページです。本稿は、このページを元に執筆しています。

>> 【出典】ミラサポ:創業起業 データを見る・調べる

(1) 起業段階別

 

白書では、創業を思い立った段階から起業に至るまでを段階別に区分し、それぞれの段階での課題を調査分析しています。

各段階は、下図に示す通り、5つの段階に分類されています。第三段階「初期起業準備者」(第三段階)と「起業準備者」(第四段階)とを合わせて、起業希望者(第二段階)としています。創業を検討されている方は、まず、自分がどの段階にいるのかを把握しましょう。

 

(2) 起業各段階の分布

起業までの4つのステージ

属性別には多少の違いはありますが、全体で見た場合、創業を検討している方が約3割、関心のない方が約7割となっています。

創業を検討されている方で、実際に創業までたどり着いた方(起業家)の割合は、約3人に1人となっています。起業準備者を含めると約2人に1人です。

別の機関の調査では、創業希望者のうち、10人に1人が創業を実現しているとの結果も出ていますので、調査方法の違いで、この調査結果が実態を表しているかどうかは留意しておく必要があります。筆者は、創業セミナーの講師経験もありますが、セミナー参加者の2~3割が実際に創業されるケースが多いように感じます。その意味でも参考となる調査結果だと感じます。

 

起業の担い手の分布

(3) 起業の準備に踏み切らない理由(潜在的起業希望者)

 

潜在的起業希望者とは、「将来起業できたらいいな」と漠然とした考えを持ちつつも、今の段階では、創業に向けた準備を何もしていない人をいいます。そのため、創業の準備に向けた具体的な課題には直面していません。

下図は、なぜ起業の準備に踏み切らないのか、その理由を調査した結果です。全体でみると、「収入やりがい、プライベートの面で現状に満足している」、「事業失敗時のリスクを考えると、起業の準備に踏み出せない」の回答が多くなっています。「そうだよね」と同意される方も多いのではないでしょうか。

最近では、ダブルワークへの関心が高まっており、副業を容認する企業も多くなってきています。

今後、この傾向は益々広がると思いますので、今までよりも創業するリスクも減少していきます。スモールスタート・スモールメリットを狙って、まず、副業で創業してみることも選択肢の一つではないでしょうか。

 

起業の準備に踏み切らない理由

(4) 具体的な起業準備に踏み切ったきっかけ

 

前掲した、「第3-2-12 図起業の担い手の分布」を見てみると、起業者は9.0%であり、起業準備者(5.1%)と初期起業準備者(7.6%)の3人のうち2人は起業に踏み込んだ状況になっています。また、白書では、起業活動を計画した人が実際の起業に至る割合が、欧米に比べて日本において高いことを紹介しています。

起業を思い立っても、実際の起業準備に踏み込めない人が多い中、どういうきっかけで具体的な準備活動を始めたのでしょうか?

下図は、起業準備者が具体的な起業の準備に踏み切ったきっかけをまとめています。

「働き口(収入)を得る必要」、「退職」の現実的な理由が多くなっているのは予想されることです。「周囲の人の勧め・誘い」、「一緒に起業する仲間の存在」の理由が多いのは、個人的には意外でした。しかし、よく考えると、「自分の持っていないスキルを補完できる」「資金やネットワークなど各自が保有する財産を集めることができる」などのメリットがあります。自分一人で事業を起こすよりも、起業が失敗するリスクは軽減されると思います。

他の回答を見ても、起業者にとって、個人的な又は社会的なイベントがあった時に、起業に踏み切る決意を固めていることがうかがえます。

具体的な起業の準備に踏み切ったきっかけ

(5) 起業準備者が直面している課題

 

起業準備者が直面している課題をまとめたのが下図です。「経営知識一般の習得」や「専門知識・技術の習得」をあげている方が多いですね。

起業する場合は、財務経理や労務・法務といった今まで勉強したことのない領域の知識まで習得する必要があります。最近では、地方自治体が特に創業支援に力を入れていますので、特定創業支援事業など各支援策を検討されたらいかがでしょうか。

「資金調達」も現実的な課題となっています。制度融資など創業融資制度も充実していますが、融資の際にチェックされるのはやはり自己資金。自己資金の充実を図る必要性は充分認識しておく必要があります。

「家族の理解や協力」も重要です。本人が本格的に創業に向けた活動を始めると、話半分に聞いていた家族もやはり真剣に考えるようになります。自分の実現したいことを第三者に話して理解してもらう場面は、実際に起業した後によく出てきます。

まずは、ご家族に自分の想いを充分に理解してもらいましょう。

起業準備者が直面している課題

創業は、旅行と同じで色々と考えている時間はとても楽しいです。いったん目的地が決まってしまうと、日程や宿泊先訪問先など色々具体的に考えていく必要があります。時間やお金の制約もあります。

起業もおなじで、現実に起業準備を始めると色々と面倒なことも起きてきます。緻密で確信のある計画と着実な実行が起業後の成功を実現する近道となります。

 

動画

動画で解説 No.1
創業融資が最も通りやすい申請時期はいつ??

動画で解説 No.2
必ず押さえるべき融資実行の5つのポイントとは?

動画で解説 No.3
創業融資は日本政策金融公庫がいい理由とは?



漫画

朝倉 歩
このコラムを監修した税理士
朝倉 歩サン共同税理士法人・代表
東京税理士会麻布支部税理 士登録:2007年 税理士登録番号:107222
2006年 税理士法人トーマツ(現デロイトトーマツ税理士法人)入社
2016年 サン共同税理士法人に代表社員として参画

今日、経営環境は不断に変化し、それに対応して税制・会計基準も複雑化してきております。そのため、そうした動向を絶えずキャッチアップし続け、お客様に常に最高水準のサービスを提供するスペシャリストであり続けたいと願いそれを実行し続けていることを自負しております。上場企業をはじめとしたクライアント様の要求水準は高くなる一方ですが、圧倒的に信頼されるスペシャリストとして、深い知的研鑽を積み、専門的な実務経験に裏打ちされた顧客本位のサービスをご提供し続けることを信念に、邁進して参りたいと思っております。
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