八王子を中心に東京都での起業・創業を支援する会計事務所、八王子起業支援センターです。
(起業八王子支援センターはサン共同税理士法人・サン共同社会保険労務士法人の八王子オフィスのスタートアップ部門が中心となった税理士・社会保険労務士・司法書士メンバーで運営しています。)
今日のテーマは、補助金が狙いめ!創業サポートから経営サポートまで中小企業を応援しますについてです。
「どのように運転資金や設備資金を確保すればいいのか」
そのような悩みを抱えている経営者はアナタだけではありません。そんな中、有効な資金調達方法として「補助金」の利用があります。
そこで今回は、創業サポートをメインとしているものから経営サポートに至るまで、今最もアツイ補助金4つについてご紹介します。
※この記事は、弊社のコンテンツガイドラインに基づき作成されています。
目次
「創業補助金」が狙い目
参照元:http://o-dan.net/ja/
政府が導入した背景には「国内経済の活性化」があります。日本経済の活気を取り戻すためには、事業を活性化させることが必要不可欠であるためです。
そのような中、この補助金は平成30年4月27日以降に創業しようとしている代表者を対象としています。
創業しようとしている事業が
①実施完了する日までに従業員を1名以上雇い入れる
②産業競争力強化法における認定市町村における創業である
という条件が設けられています。この認定市町村に八王子市は該当していますので、八王子で会社設立を考えている場合は弊社起業支援センターにご相談ください
「ものづくり補助金」が狙い目
参照元:http://o-dan.net/ja/
「高額な機械が導入出来れば生産性が上がってもっと利益が伸びるのに…」
そんな場合は「ものづくり補助金」が狙い目ですしょう。
例えばNC旋盤など、製造業で使用している機械装置は1,000万円以上するといったものが普通に存在します。いくら経常利益が黒字といった企業であっても、その1,000万円以上する機会を導入することは非常に勇気がいりますよね。
もちろん金融機関から設備投資で融資を受けるのも一つの方法ですが、借りたお金は必ず返済しなければなりません。全額融資を受けて60回で返済するとしても元金と利息で1か月約17万円の返済が発生します。
その点補助金は
原則返還不要
なので利用しない手はないと言えるでしょう。
補助金の受領の前に機械を購入することになるのでその際には借入をする必要があるかもしれませんが、受領後に借入金を返済してしまうことも可能です。
補助上限は公募時期により差がありますので、申し込みの際に確認する必要があります。
補助対象となるのは「革新的サービス」と「ものづくり技術」に対してで、先端設備等導入計画の承認を受けている場合などは、審査の際に加点の対象となります。
「小規模事業者持続化補助金」が狙い目
「もっと営業活動をする資金があれば…」
そんな場合は「小規模事業者持続化補助金」が狙い目です。補助上限額は50万円とものづくり補助金と比較すれば低く感じますが、販路拡大に使うとしたら大きな金額でしょう。
また、従業員が少ないところが対象となっているため「お金に営業活動をさせる」という考え方で活用すれば、かなり有意義な広告活動費として使用できます。
こちらの補助金は商工会議所で相談に応じてもらえます。八王子市であれば、八王子商工会議所ということになります。
「IT補助金」が狙い目
参照元:http://o-dan.net/ja/
「早くシステムの切り替えがしたい」
そんな場合は「IT補助金」が狙い目でしょう。IT化が進む中、クラウドと呼ばれる「いつでもどこでも欲しい情報にアクセスできる」システムが一般的になっていました。
もっともよく知られているところでは、iCloudかもしれませんが、事業においても「クラウド化」が進んでいます。会計ソフトも例外ではありません。
もちろんこの補助金はクラウド化に使用するだけではなくCADや販管ソフトなどを導入する際にも対象になるものがあります。もしそのようなシステムの買替や導入予定があるといった場合は、そのサービスを提供する企業へ一度問合せをすることをお勧めします。
「認定支援機関」って何?
ものづくり補助金の中にも出てきましたが、補助金の申請には認定支援機関の承認が必要となるものがあります。
■認定支援機関とは■
専門知識や実務経験が一定レベル以上にある者に対して国が認定する公的機関になります。
補助金の申請の際には直近3事業年度分の実績や以降5年間の中期経営計画の提出を求められるケースが増加しています。
経営者がすべて作成したとしても、その数字が果たして根拠に基づいて記載されているか、達成可能性があるものなのかどうかを検証する役目を担っているのが認定支援機関です。
専門家が後押しをすることで、より補助金が採択される可能性を高めることができます。
今回は、補助金が狙いめ!創業サポートから経営サポートまで中小企業を応援しますについてお話してきました。
補助金をうまく活用することで、事業の資金繰りが非常に楽になりキャッシュフローが改善される可能性も高くなります。融資を受けるという選択肢もありますが、必ず返済計画も必要になります。
その点補助金は、返還不要ですから返済計画に悩む必要や金融機関と利率の交渉をする必要もありません。経営者にとっては非常にメリットが大きいものと言えるでしょう。
八王子起業支援センターでは東京都での起業・創業を支援をはじめ会社設立・創業融資・助成金など、起業のスタートアップをしっかりサポートさせていただきます。
https://tax-startup.jp/taxadviser/hachioji/
相談や質問がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
補助金に関するよくある質問
創業補助金について教えてください
創業補助金は政府が導入した補助金で以下の2つの条件を満たせば、受けることができます。
- 実施完了する日までに従業員を1名以上雇い入れる
- 産業競争力強化法における認定市町村における創業である
ものづくり補助金について教えてください
中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。
IT補助金について教えてください
IT補助金はクラウド化に使用するだけではなくCADや販管ソフトなどを導入する際にも対象になるものがあります。
もしそのようなシステムの買替や導入予定があるといった場合は、そのサービスを提供する企業へ一度問合せをすることをお勧めします。
2006年 税理士法人トーマツ(現デロイトトーマツ税理士法人)入社
2016年 サン共同税理士法人に代表社員として参画
今日、経営環境は不断に変化し、それに対応して税制・会計基準も複雑化してきております。そのため、そうした動向を絶えずキャッチアップし続け、お客様に常に最高水準のサービスを提供するスペシャリストであり続けたいと願いそれを実行し続けていることを自負しております。上場企業をはじめとしたクライアント様の要求水準は高くなる一方ですが、圧倒的に信頼されるスペシャリストとして、深い知的研鑽を積み、専門的な実務経験に裏打ちされた顧客本位のサービスをご提供し続けることを信念に、邁進して参りたいと思っております。